座布団のマナー
2020/05/26
知っているに越したことはない座布団のマナー
洋室での生活が増えている昨今、なかなかご自宅で座布団を使うことは少ないですね。
しかし、お食事にいくと和室であったり、訪問先で和室に通されたりと
無視できないマナーの一つです。
是非覚えておいて下さいね。
先ず、座布団には向きがあります。
真ん中に房(ふさ)が付いている方が上になります。
両方に付いている場合は、側面の縫い目を見て被さっている方が上です。
そして、四辺の内一辺だけ縫い目のない輪になったところがあります。
この輪の部分が座布団の正面・膝前になります。
カバーをしている場合などは、ファスナーの部分が後ろになるように敷きます。
では、座り方のご説明をしますね。
斜め後ろから座布団に入るというのが一般的ではありますが、
後ろから真っ直ぐ入っては駄目というものでもありません。
また、背もたれのある座椅子の上に座布団が敷かれてある場合などは横から入ります。
してはいけない悪い例は、座布団の上にそのまま立ち座る。
これは用意して下さった方の心遣いに寄り添ってみて考えて下さいね。
椅子の座面に立っているようなものだとも言われ、大変失礼なことです。
これ以外であれば、臨機応変、さほど気にする必要はありません。
後方から先ず座布団の手前に手(握りこぶし)を置きにじって(膝を進める)入る。
手を前に置きにじる。。の繰り返しで座布団の中央に座ります。
ここで大切なことは、勝手に座らない。
やってしまいそう。。笑
座布団は進められてから座るようにして下さいね。
座布団を外す時も、入り方の逆をイメージして下さい。
手を置き、膝をずらして座布団から出るようにします。