帯の文様・格(1)
2020/07/20
帯の文様は、帯の格にも大きく関わってきます。
帯を選ぶ時、殆どが色柄で決めますよね。
この柄について、よく出てくるこれだけは押さえておこうポイントを
少しだけご紹介いたしますね。
幸せを願うおめでたい文様で「吉祥文様」と言うものがあります。
中国で古くから吉祥文様として使用されていた
龍・鳳凰・雲
日本独自の吉祥文様として
松竹梅や王朝文様などがあります。
これらの文様は、柄の格が上になってくるのでセミフォーマルを視野に入れてお召しになるといいと思います。
その他、ザッと「吉祥文様」の代表的なものをご紹介すると
鶴亀・菊・熨斗・兎・・・・・・・長寿
葡萄・瓜・唐子・・・・・・子孫繁栄
桐・麻・竹・・・・・・・成長祈願
七宝・宝船・扇・・・・・・・栄達
琵琶・藤・鯉・・・・・・・昇進
鴛鴦・貝・・・・・・・夫婦円満
雪輪・雀・・・・・・・豊作
薬玉・瓢箪・・・・・・・健康
ご覧の通り、シーンを選ぶものや、普段使い可能な柄も含まれます。
柄の持つ意味などを理解しておくと、着用の幅が広がりますね。
帯の文様・格(2)
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写真提供(あすかや)