手紙の書き方はご存知ですか?
2020/08/11
書くことが少なくなったとは言え、手紙の書き方は是非覚えておいて欲しい事柄です。
頭語と結語
時候の挨拶文
注意点などをご紹介しておきますね。
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前文
〔頭語〕〔時候の挨拶〕
拝啓 盛夏の候
〔安否を気遣う 一文〕
皆様にはますますご健勝のことと
お喜び申し上げます。
主文
〔起し言葉〕
この度は、まことに結構なお品を賜り
誠にありがとうございます。主人の好物で
大変喜んでおります。
いつに変わらぬお心配り、恐縮に存じます。
叔父様、叔母さま、お元気でいらっしゃいますか?
いつもお気にとめて頂き感謝いたしております。
末文
暑さ厳しき折、皆々様には体調など崩されませんよう
ご自愛くださいませ。
〔結びの言葉〕
まずは取り急ぎお礼申し上げます。
〔結語〕
敬具
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頭語 結語
前略 早々・かしこ(女性のみ)
拝啓 敬具
謹啓 敬具・敬白
拝復 敬具
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時候の挨拶
1月=新春の候 2月=余寒の候
3月=早春の候 4月=陽春の候
5月=新緑の候 6月=初夏の候
7月=盛夏の候 8月=残暑の候
9月=初秋の候 10月=仲秋の候
11月=晩秋の候 12月=師走の候
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書く際の注意点は、文の下座に自分の家族を上座に目上の方を書きます。
やむを得ず上座に自分の家族を書く場合は、小さく右上に書きます。
また・・・
不幸ごとの際は、不幸が重ならない様に1枚でお出しするのがマナーですが
ご不幸に関係のない時、1枚で本文が終わってしまう様な場合は、
出来るだけ工夫して(改行や行間をあける)、2枚目で終わる様にしましょう。