七五三参りの前に準備するもの
2020/10/12
今年は、コロナの影響で七五三のお参りが10月から始まっている様ですね。
一般的には11月15日に行う方が多い行事。
何を用意しいたらいい??
そんな方も多いのではないでしょうか。
3歳のお嬢様は、着物の上に羽織る上着で被布と言うものを用います。
まだ小さなお子さまです。
帯を締めて・・・と言うわけには行きませんね。
着物も簡単に紐を結んで出来上がるタイプがほとんどです。
帯を締めずその上に被布を羽織ます。
華やかな祝い着で可愛い着姿となりますよ*^^*
必要なものは、被布と祝い着。
お子様の身体のサイズに合う様に肩上げと裾上げをしておきます。
また、肌着(肌襦袢)と長襦袢・半襟・足袋なども必要です。
お着付けの際には紐を2〜3本ご用意ください。
足元ですが、木の素材でできた「ポックリ」よりも草履の方が履きやすく足裏に馴染みます。
昨今は草履離れが進み、どうせぐずるから・・・
と最初から靴の方もおられますが
鼻緒のついた草履でお写真を残した後、靴に履き替えるのは如何でしょうか?
また、
神社にお参りすると、石や砂で遊んでしまう・・・・
あるあるですね*^^*
これは仕方のない事です。
汚れが気になる方は、お子様のためにもご両親のためにも
ストレスのかからないポリエステルのお着物を選ばれる方がいいと思います。
7歳ともなると、もうしっかりお着物姿です。
お嬢様が3歳の時と7歳の時では
七五三で着る着物は異なりますのでご注意下さい。
3歳の時は必要なかった小物類も7歳の時には身につけます。
4つ身のお着物に子供用の袋帯、お帯揚げにしごき
はこせこのセットを購入されると
草履に鞄、はこせこに扇子、帯締めが一式揃っているので便利です。
肌襦袢・長襦袢・腰紐3〜4本・伊達締め・半襟・足袋・帯枕・帯板
これくらいかな?
そして、タオルで補正してお着付けします。
そして、忘れてはならない親御さんの装い。
「神社」や「寺」は、着物やスーツなどのフォーマル・セミフォーマルな装いが適していますね。
主役はお子様なので、豪華な柄の訪問着は避け、
一つ格を落として付け下げや色無地にされると間違いありません。
特に、お母様はお子様のお世話で意外と大変です。
3歳のお子様の場合は、お母様も正絹ではなく洗いやすいポリエステルのお着物がお勧めです。
(写真提供 あすかや)