聖武祭
2022/05/02
【東大寺・聖武天皇祭】
今年は規模を縮小して行われた「聖武天皇祭」
大和未生流・須山法香斎お家元による献花に参列致しました。
「奈良の大仏さま」として知られる東大寺の盧舎那仏(るしゃなぶつ)は、今から1260年前の奈良時代に、
聖武(しょうむ)天皇、良弁(ろうべん)僧正、行基菩薩などをはじめとして、
多くの人々の力の結集によって造顕されました。
法要は、 天平勝宝 8年(756) 56歳で崩御された聖武天皇の御忌法要で、
8時から、聖武天皇をおまつりしている天皇殿で論議法要が行われ、
この法要中に限り、日ごろは公開されていない天皇殿を参拝することが出来ます。
お昼からは、例年ですと、
式衆・稚児などによる練り行列が行われ、先駈(さきがけ)、
道楽(みちがく)を奏でる楽人・稚児(約50名、同伴の母親等約50名)・
物詣女(ものもうでおんな)・NARA CITY コンシェルジュの人たち・聖武講役員・僧兵・会奉行(えぶぎょう)・
式衆(東大寺本山末寺の僧侶約50名、伴侍・傘もち約50名)・華厳宗管長・侍僧等、あわせて約250人からなります。
大仏殿到着後、「聖武天皇慶讃法要」が始まり、
鏡池水上舞楽台では、南都楽所により舞楽・慶讃能が奉納されるのですが、
今年はごくごく少人数。
厳かで気持ちの良い一日でした