敬語のマナー 〜美化語〜
2020/06/16
敬語には5種類あり
1・尊敬語 「いらっしゃる」
2・謙譲語 「伺う」
3・丁重 語 「参る」
4・丁寧語 「です」「ます」
5・美化語 「お料理」「ご飲食」
があります。
敬語ってOL時代のほうが使えていたな・・・・
と思う人も多いのではないでしょうか??
敬語は「慣れ」の問題で、使わなくなってくるとどうもスっと出てこない・・・・
そして、歳を重ねるごとに、滑舌が悪くなり噛む。笑
2007年に文化審査会が答申した「敬語の指針」によると
5種類に分類が増えています・・・・
昔は、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」でなかったですか?
分類が増えただけで、間違いではないので安心して下さい。
それにしても、敬語ってややこしい。。。
スラスラっと言葉にできるように、日頃から気をつけたいところですね。
それには先ず、よく使う美化語から・・と思ったので、
今日は、美化語(言葉を綺麗に表現したい時に用いる「お」「ご」)についてお話します。
尊敬語や謙譲語でも名詞に「お」「ご」をつけることがありますが、相手を高めることが目的とされます。
美化語は、丁寧で上品な言い回しで相手に敬意を示すのが目的です。
基本的に和語には「お」を用います。(訓読み)
お料理・お飲物・おしぼり 等
一方、漢語には「ご」を用います。(音読み)
ご安心・ご家族・ご注文 等
*例外として「誕生」「祝儀」「身内」などどちらをつけても違和感のないものや
「お掃除」「お電話」「ごもっとも」「ごゆっくり」などがあります。
カタカナには何もつけません。
いかがでしょうか?
ルールと違う表現が必ずしも間違いではありませんが
この人の敬語、何か違和感があるな?と思われないように
悩んだ時には先ず調べる!!を徹底してみて下さいね。