立ち居振る舞い

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正座からスッと立ち上がる

2020/06/24

最近は正座する方が少ないのか

立ち座りが綺麗にできない方が増えていますね。

 

「お立ち下さい」

 

と言うと、そのまま上体を上げながら足を立ててしまう方がいらっしゃいます。

 

お洋服の時でも、これは上品ではないと思いますが

 

着物を着た際には絶対に出来ない所作です。

 

 

着ているものがはだけないように、

ひと手間をかける習慣をつけて下さいね。

 

 

 

正座からスッと立ち上がるコツは・・・

 

下から上に押し出されるように立ち上がる

上体を上から吊られているように立ち上がる

 

です。

 

 

 

先ず、お尻の下に踵をつけ足先を立てます。

片方の足を前方にずらして身体を支えます。

 

 

東京タワーのように・・

通天閣のように・・

 

 

上半身の重さを3点で支え

下から上に押し出されたように、身体の内側の筋肉を使ってスッと立ち上がります。

 

 

いや・・・それが出来ないんだけれど・・・・

 

分かります。笑

 

 

結論から言えば、慣れて下さい!!

 

 

多くの方は、つい前のめりになり膝前の筋肉を使って立ち上がられますが

それでは内側の筋肉を益々使わなくなり、

いつまで立っても綺麗に立ち上がることは出来ません。

 

悪循環なのです。

 

 

少々ぐらついても構いません。

膝の上に手を置き補助にしても構いません。

 

 

出来るだけ上体を折らずに姿勢を正したまま立ち上がるようにして下さいね。

 

 

 

練習のできる方は、

両サイドに椅子を置き、立ち上がるタイミングで手を下向きにつく練習をしてみて下さい。

 

 

そして、比較的ぐらつきが無くなった方は、

上から上体を吊られた感覚で立ち上がってみて下さい。

 

 

 

一筋の煙が立ち上るが如く・・・・・

 

 

 

素敵な振る舞いとなりますので、ご興味のある方は是非試してみて下さいね。

 

 

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