専門的な、着物姿での立ち居振る舞い
2020/09/04
着物に慣れていないと、困るのがこの「立ち居振る舞い」ですね。
初心者の方は、普段の何気ない振る舞いすら、どこかぎこちなくなってしまいがちですが、
着物にこなれたお姉さま方でも
ん?その歩き方で良いの?
と言う方もいらっしゃいます。
そう!
慣れと美しさは違います。
私もその一人でした。笑
幼少期から着物には慣れ親しんでいましたが
草履はパタパタ音がなる。
誰も本格的に歩き方なんて教えてくれないもの・・・
小股で歩く意外に特別な事を習った経験がありません。
もちろん、歩き方に、階段の上り下り、立ち座りに、お辞儀の仕方、等々
一通り所作は学んでおりましたが
どこか納得が出来ず、そうなんだけれど・・・そうなんだけれど・・・
もっと綺麗な方いるよね??
とずっと思っていました。
「立つ」「座る」「歩く」
普段何気ない振る舞いでも、綺麗な方もいらっしゃいますよね。
どこがどう違うのか??
【綺麗になりたい】
【ワンランク上を目指したい】
の意識があるかないかだけです。
なければ、専門的にそれを学ぶことが出来ることは耳に入りません。
中には、日舞で身体の軸がしっかり整っておられる方がいらっしゃいます。
その様な方は、雨の日に歩かれていても美しいです。
何気ない所作が美しいです。
日舞をされていて、パタパタ音を鳴らして歩かれていたら
まだ初心者さんなのかなあ・・
と思うほど、身体の軸は日舞に学ぶのが良いと思います。
着付け教室でも、作法教室でも美しい立ち居振る舞いは教えてくれます。
茶道を習えば、立ち座りはできる様になります。
それらで身に付く
小股で歩く
振る舞いを小さく
袖を意識する
等、間違いではありません。
しかし、それでも草履はパタパタ音がなるでしょう。
私がそうだったからです。
日舞は、舞が専門ですが、身体の軸を整えながら舞を覚えるので
圧倒的に綺麗な佇まいの方が多いですね。
私が、なぜ専門的に、立ち居振る舞いを教えているかと言うと・・・
日舞は時間がかかりすぎるから!!
何十年も日舞を習わないと身につかない身体の軸です。
舞う姿。それは素敵ですよ*^^*
しかし、私は日常の振る舞いだけで十分なのです。
美しく写真に撮られたい
パタパタ音を立てず歩きたい
凛とした佇まいでいたい
それだけです。笑
それは、ハネの上がらない歩き方です。
どこかが違う。
そう思ったのは、袖の振りが綺麗にみえる腕の使い方でした。
基礎となるのが、身体の軸でした。
身につけてみて分かりました。
これらは、着付け教室でも作法教室でも役立つスキルです。
着物姿にはとても大切な
首の長さ
デコルテライン
専門的に、立ち居振る舞いを身につけると、これまでも、もれなく付いてきます。
補正をして綺麗に魅せる着付けとは、違ったアプローチです。
一般的な教室で教えている様な、
「背筋を伸ばし、小股で歩きましょう」
の立ち居振る舞いだけではありません。
それらの教室と、日舞の間にあるお教室でしょうか。
舞を舞い、美しい所作を覚えたいと言う方は、日舞を習う事をお勧めします。
私は、日舞の方々が身につける、身体の軸と肩甲骨の使い方と、歩き方だけを身につけました。
受講生様は、着物ショーのモデルさんや、人前に立つことの多い講師業の方
着物を着るからには、美しくありたいと思われる方々が多いです。
日常の所作だけで良い。
それらを専門的に学びたい方は、立ち居振る舞いの講座をご案内しております。
お気軽にお問い合わせくださいませ。