お茶席にお招きされたら
2020/10/26
ある方が、「お茶を一服如何ですか?」とご招待下さった。
せっかくご招待下さったので参加させて頂きたいのだけれど、
不安。一から確認の為に・・・
と、京都からお越し下さいました。
こんな時は、プライベートレッスンのフィニィッシング講座で承ります。
希望者には、お抹茶をいただく作法は
作法の範囲内でお教えしています。
茶道は定期講座で基礎から学んで下さいね。笑
懐石料理のいただき方やお茶のいただき方といった
おもてなしされる側の作法は数多くありますね。
お抹茶の作法も、それらと共通点が多いです。
フィニッシィング講座のカリキュラムは自由度が高いです。
作法と絡めたお話や、着物や着付けと絡めたお話などが出来ます。
お招きされたのが一人である
お茶室である
茶道入門程度の知識はある
作法も知識がある
生徒様は、それらをつなげプラスαするだけでした。
茶道は難しいしきたりがあると思われるでしょうが
全て理由があります。
作法が相手を不愉快にさせない為のものであるのと同じく
茶道もおもてなしの精神です。
なぜそうするのか??
だけを理解すれば
間違えたとしても、全く問題はありません。*^^*
いつもは数人でご参加されるのだそうですが
今回はコロナの影響もありお一人なのだそうです。
先方は、初心者だと思って下さっている。
それをふまえて、失礼のない最低限の茶道のマナー。
全部覚えなきゃ!と頑張らなくても
ご招待下さった先で変に知った顔するのではなく
はじめに「何も分からないので教えて下さい」や
終わりに「無作法で申し訳ありませんでした」などと
断ればいいや!くらいの方が断然楽しめます*^^*
ご自宅にお客様をご招待した時と同じ。
お客様側を門を入るところからのレクチャーです。
インターホンを「ピーンポーン」
はい、それ押しません*^^*
その代わり、準備が整っていれば
庭や門の外にも打ち水がされ
手がかりの戸が開いています。
着物を着る場合のご相談、、、
やはり無地に一つ紋でしょうか。
お茶席でのお着物は、立ち座りが多いので
一般的なお着付けよりも少し短めを意識して下さい。
お洋服の場合は
白に靴下に膝が隠れる丈のスカート
お辞儀した時に髪の毛が茶碗に入らないように
髪は束ねておきましょう。
勿論装飾品は控えます。
手土産はいつ渡すのか??
茶室の入り方
ご挨拶の仕方
席中でお話しされる時気をつけたい事
退出の挨拶の仕方
などなど。
茶席だと思うと堅苦しいけれど
普通にホームパーティにお招きされたと思ったら
全部作法と同じ考え方です。
基本的な作法が身についておられる方は本当に理解が早い。
お招きされた側は、どこを見、どんなお話しをしたらいいか
基本は「こころ」です。
楽しんできて下さいね*^^*