お引き摺りってどう歩くのですか?
2020/08/28
ショーに出演する為に
昨年、歩き方のレッスンを受けてくださった生徒様でしたが、
今年は、
お引き摺りがどうも上手くいきません。
と、ご相談を受けました。
【お引き摺り】
大奥のドラマの様に、着物の裾を引きずります。
日舞を習っておられる方はもちろん出来る所作で
ショーなどは大抵、専門の日舞の先生が所作指導をされます。
私は踊れませんが
身につけた立ち居振る舞いのメソッドは
日舞を元に出来ております。
重心の移動
足の運び方
一般の方こそ身につけたいお着物の歩き方ですが、
お引き摺りは、その中でも少し足運びにコツがあり、プラス裾捌きが必要となってきます。
こちらは、専門性の高いモデルさんや女優さん達にむけた内容です。
ショーでは色打掛をお召しになると伺いましたので
打掛を用意し、羽織り1日歩いて戴きました。
暑いので、掛下は浴衣です。笑
せっかくなので、浅野ゆう子さんになりきって*^^*
「褄をとる」
引き着は、お引き摺りが出来ない場所では褄をとる必要があります。
今でも、舞妓さんが外出される際見かけますね。
ちなみに、舞妓さん達は左手で褄を取られますので
その世界に入る事を「左褄をとる」と言うそうですよ*^^*
ショーの為のレッスンなので
肩甲骨から動かす様に、袖を魅せるレッスンなども致します。
歩く姿・ポージングなどをいかに美しく魅せるか。
楽しいレッスンです*^^*